[CHAOSMOS+居郷泰子触覚のための造形エネルゲイア] ←協同制作: CHAOSMOS+居郷泰子
「メビウスの卵展 2000」
工芸作家の居郷さんと視覚障害者を対象に製作しました。
居郷さんの形の成長に関する詩と[ヘルダーの触覚論]のダブルテキストを元に構想しました。 ([ヘルダーの触覚論]:小田部 胤久:「芸術のモナドロジー」ヘルダー《触覚の美学》の意味するもの『行為と美』、岩波書店1990年)
円盤状の全体はターンテーブルのように自由に回転し、鑑賞者は自らの位置を変えずに作品全体に触れる事が出来ます。触れていく過程がそのまま形が成長する変化として造形されています。また作品を象徴する詩の点字プレートも内蔵されてます。