CHAOSMOS
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ZAIMオープニング・フェスティバル

「CHAOSMOS IN ZAIM」

 

 
 
  2006年04月29日〜5月7日
(横浜・ZAIM本館、別館、パティオ)
 
[ZAIMパフォーマンス]
5月4日 [相良ゆみ (ダンサー) + CHAOSMOS]
5月6日 [池田龍雄 (美術家) + CHAOSMOS]
 

Chaosmos Magnetic Acoustics Machine-Twin
本館と別館の間にある中庭で展示しました。
二つの振り子が振動・停止を交互に繰り返します。
振り子の通過により円盤上に並ぶ金属球が細かく振動します。
その振動を空気の振動として聴診器で音を聴きます。
思いがけない振動・音の体験を年配の方から小さなお子さんまで
いろいろな方に楽しんでいただけました。

ZAIM公式HP:
http://www.ycan.jp/archives/2006/04/zaim_04290507.html

(表記以外の写真は飯村昭彦氏による)

 

photo:倉嶋正彦

 

[5月5日即興パフォーマンス]
浅原ガンジー (ミュージシャン)さん  http://www.geocities.co.jp/MusicHall/2348/
野村おさむ (パーカッショニスト)さん  http://www.arumon.com/avant/
+CHAOSMOSの音響セッションに
黒田オサム(パフォーマー)さん  http://www.ultracyzo.com/chinshinshi/02/
増山麗奈 (画家)さん  http://www.renaart.com/
が乱入


photo:秋山一二

   

[ZAIMパフォーマンス]

宮田徹也さんの発案・企画によるパフォーマンスが二つおこなわれました。

「現象」と「時間」

冨岡雅寛さんのカオスモスマシン(http://www.chaosmos.jp/)は、電力/自然力/動物学的生理といった偶然に頼ることなく、人間が「触れる」という意志=必然において「現象」を発生させます。私達は、この「現象」を「美」として楽しみます。
触れる人が、自ら創出した現象と対話し、行為/意識のあり方を模索する事に、カオスモスシリーズの意図があります。

「現象」とは、色/形/面/線といった視覚的要素だけではなく、空気の振動が皮膚に伝わるといった触角的要素でもあり、音/音楽の聴覚的要素、気配といった感覚的なものも含まれます。つまりカオスモスマシンの「現象」は、とても有機的で、人体によく似ていると私は考えています。

相良ゆみさんの「ソロ」を、私は見たことがありません。私が見た公演は、複数の出演者がいて、総て振り付けが施されていました。でもそこで相良さんは転がっていたり、飛び跳ねていたり、微足であったり、バレエのステップを踏んでいたのでした。
ここに私は、何らかの「現象」を見たのです。相良さんの即興による「現象」とカオスモスマシンの「現象」が、どのように対峙するのか、皆様と共に体験できる事が、とても楽しみです。それは、白昼夢のような幻想になるのではないかと、私は思っています。

「現象」が発生すると、当然「時間」が伴います。池田龍雄さんは、作家を始める前から「時間」を考えていました。絵画制作からデビューし、その後、瀧口修造家のオリーブの実を浅間山周辺に播く「ASARAT橄欖環計画」を経て、「梵天の塔」を始めました。このルールを以下に引用します。

…64枚の輪を、他の二本ある棒のどちらかに移す作業にとりかかるのです。ただしこの場合、一つの規則を守っていただかねばなりません。その規則というのは、輪を動かすのは一度に一枚だけ、そして、小さい輪の上に大きな輪を重ねてはいけないという実に単純なものです。…(「超時空「第四世界」に向かって」「美術手帖」1973年 1月号/『絵画の距離』収録)

「梵天の塔」とカオスモスマシンの共演は、「現象」と「時間」のみを体験する事になるでしょう。これを退屈で悪夢のような「時間」と感じるか、これまで全く体験したことのない「時間」がそこにあると解釈するのか。それは、ここに身を置く事によって、実感することが出来ると思います。

宮田徹也(awoniyoshi@themis.ocn.ne.jp

[ ZAIMパフォーマンス : 01]
相良ゆみ (ダンサー) + CHAOSMOS

一般公開が2ステージと倉嶋正彦さん(M-K-VisualArts:
http://www1.odn.ne.jp/~kurashima/index.html)のビデオ撮影セッションが1ステージおこなわれました。
3公演とも緊張感のある素晴らしいものでした。

 

1st stage

 

2nd stage

 

3rd stage

 

   

[ ZAIMパフォーマンス : 02]
池田龍雄 (美術家) + CHAOSMOS

70年代初期からおこなわれている[梵天の塔パフォーマンス]と[CHAOSMOS]が邂逅しました。

 

 

   

発案・企画:宮田徹也        
パフォーマンス音響設定:米本電音研究所
パフォーマンス音響コントロール:浅原ガンジー
写真:飯村昭彦

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